森見登美彦/ペンギン・ハイウェイ 森見さんの新刊、「ペンギン・ハイウェイ」を読んだ。 たいへん、おもしろかった。 いつもの、京都の街は出てこなくて、 主人公も大学生じゃなくて、小学四年生のアオヤマ君。 彼が、サイコウに魅力的であるのと、 いろんな要素がつまった物語で、 笑ったり、一緒に考えたり、すこし切なくなったり。 この本を読んでいた今週は、なんかたのしかったなあ。 久しぶりに、先が知りたいけれど、終わってほしくないあの感覚。 森見さんの小説の中では、 恋文の技術が上位だったけれど、ダントツでペンギンハイウェイ派に。 ひとつひとつの台詞のセンスもよいし、 また読み返してみたくなる、すきな作品。 ペンギンハイウェイ。名言備忘録。 ※注 いわゆるネタバレを含みます。なのかもしれない。 「怒りそうになったら、おっぱいのことを考えるといいよ。 そうすると心がたいへん平和になるんだ。」 「それらの問題の正体は、けっきょくひとつの問題かもしれない」 「エウレカ」
by chopstix084
| 2010-06-20 00:36
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